浄土真宗大谷派宝池山浄泉寺(宮城県大崎市岩出山)

定例行事

真宗大谷派宝池山浄泉寺では、春の法要(帰敬式含む)、夏の風物詩の万灯籠会、一年のしめくくりであり始まりでもある報恩講、また 2 ・ 3 年毎の本山参詣などを行っております。

特別行事(事業)はこちらをご覧ください。

報恩講

 報恩講は、宗祖親鸞聖人のご命日( 11 月 28 日)を中心とし、縁として聖人の徳をたたえ恩に報いる法要であり、真宗門徒においては、一年の総決算、しめくくりであり,新しい始まりである。
 その昔、浄泉寺報恩講は三中夜にわたって行われ近郷から沢山の門信徒の参詣があり、境内には出店も並び大変にぎわった。現在では 11 月 23 日の一日だけになったが、伝統の手作りの報恩講は門信徒の心の交流、出遇いの場としてますます盛会に勤められている。

帰敬式

平成26年春の法要時帰敬式 「おかみそり」とも言われ、「仏」「法」「僧」の三宝に帰依し、宗祖親鸞聖人が明らかにされた「教え」に自らの人生を問いたずね、真宗門徒として新たな人生を歩み出すことを誓う大切な儀式です。

 受式されますと、仏弟子としての名前である「法名」(釋○○あるいは釋尼○○)が授与されます。ともすると、法名は「亡くなってからいただければよい」と思われているかもしれません。しかし「帰敬式」は、お釈迦さまの弟子(仏弟子)になることであり、法名は、南無阿弥陀仏の教えにみちびかれ、仏道を歩む者となった新たな名のりです。
したがって、生きている「今」受式することに、帰敬式の本来的意味があります。
これまでの受式者数は次のとおりです。
本山で取得された方 浄泉寺で取得された方
令和元年5月20日 5名 平成30年4月1日  2名
平成30年5月20日 6名 平成28年10月10日 1名
平成29年5月20日 7名 平成25年4月1日  1名
平成28年5月15日11名 平成24年10月27日 8名
平成27年5月17日 8名 平成21年6月17日 1名
平成26年5月18日10名 平成17年      1名
 真宗の伝統のなかにこの身を受けた一人ひとりの、人生の新たなスタートとして、「帰敬式」を受けましょう。

平成26年春の法要 (スライドショー)  浄泉寺ではこれまで本山で行っていた帰敬式を、同朋の会会員を対象に浄泉寺で行うことを計画、平成26年5月、第1回春の法要に組入れ厳修されました。今後は毎年5月定期に厳修する予定です。
右の画像をクリックすると浄泉寺春の法要(帰敬式含む)の様子がご覧いただけます。

本山参詣

 昭和 36 年宗祖親鸞聖人 700 回忌参詣を縁として、2・3年毎に本山参詣を実施している。
 ご本山(京都東本願寺)のご真影様の前に座することは、生涯の願いにも感じられると参加者は語っている。

本廟奉仕団

平成25年春の法要奉仕団参加者  本廟奉仕は、親鸞聖人がお亡くなりになった後、聖人の教えをうけた門徒が、ありし日の聖人のご恩に報いるために、御真影を安置し、おりおりに集い、聖人が明らかにされた教えにふれ、寄り合い、談合されたことをもととしております。

 現代のさまざまな問題を抱える私たちも、宗祖親鸞聖人の御真影の前に身を置き、その教えにあうことを通じて、共に語り合い、人間として生きる意味を尋ねていくという、その同朋の歴史に参加してまいりたいと恩います。

 奉仕団は5名以上の団体が基本ですが、次の奉仕団は個人参加可能です。
おみがき奉仕団、草取り・剪定奉仕団、障子張り奉仕団、お煤払い奉仕団、春の法要奉仕団、報恩講奉仕団、親鸞聖入御旧跡参拝奉仕団、子ども奉仕団、中学生・高校生奉仕団
※詳しくは、同朋会館職員におたずねください。 (東本願寺同朋会館・研修部 TEL:075-371-9185)

万灯籠会

 昭和 53 年全戦没者追悼法要( 33 回忌)終了と同時に始められた万灯火法要は門信徒の皆さんの懇志のみで準備され盂蘭盆会と重ねて毎年 8 月 13 日から 16 日の夜、境内を提灯とローソクのやわらかい光があたりを照らし、夏の風物詩となっている。

修正会

 真宗本廟(本山)では1月1日から7日まで修正会が勤まります。一年の初めに荘厳を整え、身も心もひきしめ、仏恩報謝の思いをもって新しい年にのぞむ仏事です。元日午前5時30分には、修正会に先だち、門首が宗祖の御真影に新年の挨拶をされ、その後、6時から修正会が勤まります。
 浄泉寺に於いては毎年1月16日午前10時から本堂にて勤修されます。