浄土真宗大谷派宝池山浄泉寺(宮城県大崎市岩出山)

特別行事

宝池山浄泉寺(真宗大谷派)は、定例行事以外にも臨時(特別)の行事を行っております。

記念行事「釈迦内柩唄」公演

今回、宗祖親鸞聖人750回忌ご縁忌お待ち受け事業、成願寺建設10周年、そして私事ではありますが住職在任50周年を縁として、地元古川での公演を思い立ちました。 人は生まれると同時に死の種を宿し、やがてその種が熟し新たないのちの種となって落ちます。思えば死は私たちが生きている最も近い同伴者なのではないでしょうか。しかし、私たちはそれを忌み嫌うものとして遠ざけ、それと向き合うことをせずに、「善し悪し」「勝ち組負け組」と差別して生きています。 「釈迦内柩唄」はそれらを超えて「一人ひとりが輝くいのちを生きること」を私たちに問いかけます。これは仏教が求めてやまない「生死出すべき道」「いのち帰すべき道」の表現ではないでしょうか。
記念行事「釈迦内柩唄」公演内容

浄泉寺薪能

 平成 5 年 10 月 26 日本堂落慶記念として、伝統芸能である能楽が有備館薪能実行委員会の皆さんの協力を得て奉納された。
 岩出山伊達家と特に親交のある、金春流宗家金春信高師が、来山祝賀のこととて猩々(しょうじょう)を演目とした内陣での幽玄の世界は、文化の発進地にふさわしいものであり、境内には薪火が赤々と燃え、エンディングロードを灯明が照らした演出は、本堂落慶に華を添えるものであった。