人間の生涯にとって最も厳粛な門出である結婚式を、尊い意義を自覚して、深く本願の教えを聞信することを願って仏前で行います。
結婚は、人間の生涯にとって第二の誕生ともいうべき最も厳粛な門出であります。数多い人の中で夫と呼び、妻と呼び合う間柄となることは、まことに深い因縁と申さねばなりません。しかも夫婦となることによって、悠久の祖先から受けついだ生命を遠く子孫に伝える歴史的存在となるのであります。第二の人生の門出に当って、この尊い意義を自覚して、いよいよ深く本願の教えを聞信することを願って行われるのが、仏前結婚式であります。
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